大人の矯正 - ORTHODONTICS -

大人の矯正

最近、20代、30代の女性を中心に、大人から矯正を始められる方が増えています。
当院でも大人で矯正治療を受けている方が、年々増加傾向にあります。
大人の矯正治療の利点は、顎の成長が止まっているため治療計画が立てやすく、ゴールが想定しやすいことが挙げられます。
効果も目に見えて現れるので、モチベーションが続くという利点があります。

欠点は、子供と比較して治療時間が少し長くなることです。

親知らずの抜歯は済ませた方がいいの?

親知らず(第三大臼歯)の問題は注意が必要です。
親知らずは通常18から20歳ぐらいの年令で萌出してきますが、そのほとんどが萌出場所不足のため、炎症を起こす原因になるとも考えられているために、抜歯の対象となっています。
矯正科に来院されたときにはすでに抜歯が済んでいることも多いのですが、現在の矯正治療では第三大臼歯を使う治療方針をとることも珍しくありません。

症例にもよりますが、第三大臼歯がないばかりに最適な方法を断念しなければならないというのはとても残念なことです。

矯正治療中の歯、歯肉への汚れがきになるけど大丈夫?

歯につくよごれの殆どはバクテリアのかたまりです。
これにより、歯槽膿漏が進行することがあります。
予防としては患者さんご自身で歯ブラシをしていただくことは勿論ですが、どうしても、ご自身でとれないよごれに関しては、当院の予防プログラムの中で、来院時に毎回プロフェッショナルなクリーニング処置を行います。
また、この処置の費用は勿論、矯正治療費の中に含まれておりますのでご安心下さい。

矯正治療が終わった後元に戻ったりしませんか?

完全に戻ってしまうことはまずありませんが、多少の後戻りは生じます。
後戻りが大きい場合は、再矯正をすることがありますが、同じ後戻りを繰り返さないよう永久固定よる保定をすることが多いです。

保定装置には取り外しのできるものと歯に取り付けてしまうものがありますが、目立たなく、装着が楽で、清掃がしやすいものを使用します。
矯正治療終了時の良好な状態を保つためには長期の使用が望ましいのですが、落ち着いてきたら夜寝ているときだけつけるなど日常生活にまったく問題ないように工夫できます。
そして、定期検診をしばらく続ける中で、いつまで保定装置をつけるかを話し合いで決めていきます。
矯正治療で大切なことは、良好な治療結果をいかに長く保つかということです。
そのためには、定期的に歯石や歯の着色をとったり、虫歯や歯周病になっていないかをチェックする必要もあります。

また、両方の奥歯でものをよくかむ習慣も、歯列咬み合わせの長期安定に役立ちます。

数ヶ月に1回のペースで、このような咀嚼指導を受けて頂くことも重要であると思います。

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