歯周病治療の流れ - PERIODONTAL -

歯周病治療の流れ

1.検査
1)お口の汚れ具合のチェック(プラークコントロールのチェック)
歯周病菌が多く含まれているプラークがどのくらい歯と歯ぐきに残っているかを検査します。
ご自身のホームケアで、このプラークが付着している部分が全歯面の20%以下にならないと 歯周病が再発する可能性が高くなります。

2)歯周ポケットの検査、ポケットからの出血をチェック、レントゲン写真での吸収具合をチェック
3)歯の動揺度のチェック
ピンセットなどを用いて歯のグラグラ度を調べます。

4)歯周病菌の検査(オプション)
歯周病の原因である歯周病菌(Aa菌、Pg菌など)の有無を調べます。
2.治療計画への理解と同意
検査の結果から、どのように治療していくか計画を立てます。
患者様に理解して頂き、同意を得て治療に入ります。
3.初期治療
1)歯磨き指導(プラークコントロール指導)
プラークコントロールの基本は患者様自身による毎日の歯磨きです。正しい歯磨きの方法を身につけられるように担当衛生士がご指導致します。

2)本格的治療でポケット中の歯周病の原因を除去
歯磨きが上手になり歯ぐきの炎症がある程度治まったら、本格的な治療に入ります。
歯肉炎および軽度歯周炎の場合は専門のトレーニングを受けた衛生士がハンドスケーラーといった器具でポケット内のプラークや歯石、病気の部分を取り除きます。
中等度、重度、また、細菌の検査により病原性の強い歯周病菌が多い場合は抗菌療法(抗生剤の局所or全身投与)を併用して行います。
4.再検査
よくなったかどうか再検査
検査結果を元に再度治療計画を立てます。改善しておれば、被せ物や入れ歯、インプラントなどの修復処置に移行。その必要のない患者様はメインテナンスに入っていきます。 検査結果で治りきらない部分は歯周外科手術を行います。

◆治療の最終目標
・プラークコントロールスコア20%以下
・歯周ポケットが3mm以下
・ポケット検査時に出血がない
・歯肉の色がピンク
・歯の動揺の改善

以上の判定基準で歯周病が改善しているか、また十分にコントロールされているかを判断します。
その後、6ヶ月毎にこの判定基準で歯周病の状態の再検査を行います。
5.歯周外科手術
初期治療で治りきらなかったところは歯周外科手術で徹底的に治します。
当医院は、専門のトレーニングを受けたドクターが治療の最終目標を達成できるように色々な手術の
テクニックを用いて行います。 また、失われた歯周組織を再生させる治療法も行っております。
6.メンテナンス
歯周病は再発しやすい病気。せっかく回復したお口の中を健康でずっと維持するためには担当衛生士に
よる定期的なクリーニングと再検査が必要です。
当医院はその方のお口の状況に合わせた予防メインテナンス・プログラムを作製致します。

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