虫歯予防の効果 - PREVENTION -

虫歯予防の効果について

砂糖の場合、糖をミュータンス菌が分解し発酵させて酸をつくりだします。その酸によって歯のエナメル質が溶かされて虫歯ができてしまいます。
一方キシリトールの場合は、ミュータンス菌によって発酵せず、虫歯のもととなる酸が発生しません。
しかもミュータンス菌は菌体内にキシリトールを取り込むことで、エネルギーを消耗して活性が弱まります。
さらにキシリトールを長期にわたって使用することで、ミュータンス菌の繁殖が弱まって砂糖からも酸を生産できなくなるのです。

毎日私たちの口の中では、食事やおやつなどにより発生した酸を唾液の働きによって中和し、溶けたエナメル質を再石灰化するということが行われています。しかし酸の発生する量と回数が増えると、再石灰化が追いつかずに虫歯になってしまうのです。(唾液の働きは人によってさまざまで、分泌がよい人や酸を中和する能力の高い人もいれば、そうでない人もいます)
しかし、キシリトールは唾液の分泌を刺激し、中和を促進させます。そして唾液中のカルシウムがエナメル質と結び付く再石灰化を活発にします。  
エナメル質表層う蝕により失われたカルシウムが再び戻る現象
緩衝能
唾液中に十分なカルシウムをリン酸塩が存在し、さらに唾液のPH値が十分に高い(中性領域にある)ことが再石灰化の科学的条件です。

フィンランドでは、食事の後と寝る前に必ずキシリトール入りガムをかみます。また小・中学校では食事の時にキシリトール入りガムを配り、小さい時からの習慣づけを行っています。
これがキシリトールの効果を引き出すポイントです。逆に言えば、こんな簡単なことで効果が得られるのです。
この最小の努力で誰もが簡単に最大の効果を得る事が出来るのはとても素晴らしいことだとお思いになりませんか。



さっそく実践して、ご自分の健康を大切になさってください!  
現在、エストニアでキシリトール入りタブレットとガムとのう蝕予防効果の対比を調査中です。
2年間をみると両者に差はなく、おそらくタブレットでも十分なう蝕予防効果が得られるのではないかとみられています。

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